みなさん、吉田葵さんをご存じですか?
吉田葵さんは、ドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」で岸本草太役を演じている俳優です。
吉田葵さんはダウン症という生まれつきの特性があります。
ダウン症の俳優が、連続ドラマのメインキャストとして出演する事は、日本では初めてだということでも注目を集めています。
『かぞかぞ』の草太役は誰?いったいどんな人?と気になっていた方も多いはず!
そこで今回は吉田葵さんのWikiプロフィールやこれまでの経歴、葵さんを支えてくれているご両親やお兄さんとの家族構成についてもお伝えしていきます。
吉田葵のWikiプロフィール
名前:吉田葵(よしだあおい)
生年月日:2007年1月4日
年齢:17歳(2024年9月現在)
出身地:東京都世田谷区
身長:155cm
趣味:ダンス・バレエ・バスケ・LEGO
特技:モダンバレエ・音読・誰とでも仲良くなること
事務所:ハッタオフィス
2007年1月4日に京都市で生まれましたが、父親の転勤で生まれてすぐに東京に引っ越したそうです。
吉田葵さんは、生まれつきダウン症という特性を持っています。
吉田葵の経歴
吉田葵さんは、小学1~2年生の頃は地元の公立小学校通常学級に通っていました。
その後、小学3年生からは特別支援学級に通い始めました。
こどもの城児童合唱団
吉田葵さんは小学3年生の頃には、こどもの城児童合唱団に入団し、その中の「おんがく大好きミュージックパーク」という障害を持つ子供達による合唱団で歌や指揮を学びました。
合唱団を主宰する吉村温子さんは、「吉田葵さんは表現能力が優れており、30年以上の活動の中で指揮を任せられたのは葵さんだけ」と称賛していました。
平多正於舞踊研究所
吉田葵さんは小学4年生になると平多正於舞踊研究所でモダンバレエを習い始めました。
7年間モダンバレエを続け、名取を襲名しています!
アヴニールスクール
吉田葵さんは中学生の頃から「アヴニールスクール」という芸能スクールに所属しました。
「アヴニールスクール」は日本で唯一の知的障害者専門の芸能スクールで、学業のための学校とは違い、障害を持つ方がエンターテイナーになれるよう育成するための学校です。
映画「PERFECT DAYS」
吉田葵さんは、2023年に公開された役所広司さん主演の映画「PERFECT DAYS」に出演しています。
2022年10月に、映画の撮影があっていたようなので、吉田葵さんが15歳の頃ですね。
でらちゃんという不思議な少年の役で存在感を発揮していました。
NHKドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」
吉田葵さんは16歳の時にNHKドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」に出演しています。
草太役はオーディションで選ばれました。
吉田葵さんを選んだ決め手になったのは、
- 凄く努力家で負けず嫌いなところ
- 周りにいる人はみんな彼を好きになってしまうという天性のスター性
だったそうです!
吉田葵さんは対談で、「ドラマが決まって、最初は心臓が止まるくらいエッてなりました。ドラマに参加できてうれしいです」と語っていました。
ダウン症がある俳優が連続ドラマのメインキャストとして出演することは、日本では初めてということもあり大きな注目を集めています。
吉田葵の家族構成
吉田葵さんの家族構成は「父、母、兄、本人」の4人家族です。
家族仲がとても良いようで、特にお兄さんの事はとても尊敬しているようです。
父親:和史さん
吉田葵さんの父親は和史さんです。
年齢や職業は明かされていません。
転勤で京都から東京に引っ越していることから、会社員の可能性が高いと考えられます。
吉田葵さんが生まれて、ダウン症だとわかった時、不安で泣いている奥さまに対して「頑張って産まれてきたんだから、みんなでかわいがってあげよう」と、葵さんの存在を受け入れて、家族に力強い言葉をかけてくれたそうです。
なんとも頼れるお父さん。かっこいいです・・・。
母親:佐知子さん
吉田葵さんの母親は佐知子さんです。
佐知子さんの現在の年齢は55歳くらいです。(2024年9月時点)
佐知子さんは専業主婦で、吉田葵さんが小さい頃から葵さんのサポートをしていました。
佐知子さんは吉田葵さんがダウン症であることが判明した時、不安から泣いてばかりそうですが、生後6か月の頃、心臓手術で頑張っている葵さんを見て「泣いてる場合じゃない!」と気持ちを切り替えたそうです。
兄:匡志さん
吉田葵さんのお兄さんは匡志さんです。
お兄さんは葵さんの7歳年上なので年齢は24歳です。(2024年9月現在)
匡志さんはチアリーディングをしていて舞台やテレビによく出演していたそうです。
吉田葵さんは、そんなお兄さんに憧れて自分もテレビやお客さんの前に出たと思うようになったと語っていました。
吉田葵さんはお兄さんのことを信頼していて、今も困ったことがあるとお兄さんに相談しアドバイスをもらっているそうです。
匡志さんは、葵さんについて、
「ダウン症の人が家族にいるということは、僕にとって当たり前のことです。
ダウン症=不幸だと思ったこともないし、障がいがあっても弟のように好きなことはあるし、頑張れば伸びるし、幸せに、毎日充実して生きている」と語っていました。
葵さんが尊敬するのも納得の、なんとも頼もしいお兄さんです!
まとめ
吉田葵さんは、生まれつきダウン症という特性を持つ俳優です。
吉田葵さんは子どもの頃から合唱やバレエを習っていました。
中学生からは、知的障害者専門の芸能スクールに通い、映画「PERFECT DAYS」や、NHKドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」に出演しています。
お父さま・お母さまのサポートを受け、尊敬するお兄さんにはアドバイスをもらいながら才能を開花させてきた吉田葵さん。
これから活躍の場所をどんどん広げていってくれる事でしょう!
吉田葵さんのこれからの活躍に目が離せません!